原作Lemon Frog先生、漫画Rada先生の作品・漫画「真紅のカルマ」はピッコマで絶賛配信中です。
「真紅のカルマ」12話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ターセルは何故皇帝に従うのか、それは感情を殺してでも守り抜きたい存在がいたからでした…!!
真紅のカルマ12話の注目ポイント&展開予想
今回はターセルの過去のお話です。
自身を陥れようとしている皇帝の考えに気づいていながらも、皇帝に従いこの戦争の総司令官を何故務めているのか。
それはターセルが守り抜きたいと想う、ターセルの母エレーナ皇妃の存在があったからなのでした…!
真紅のカルマ12話のネタバレ
母国のために身を売られた皇妃エレーナ
第二皇子ターセルの母である皇妃エレーナは元々滅亡危機を迎えていた小さな王国「タルタニアン」の王族でした。
皇帝とエレーナの結婚は決して幸せなものではなく、皇帝アルテリオンがタルタニアンを征服した際、エレーナは王国を守るために売られるかのように結婚をさせられたのです。
その際皇帝が大切にしていた将軍が亡くなったという理由で、妻であるエレーナは精神的にも肉体的にも虐待をされ続け、更に息子であるターセルにも同様の仕打ちを行いました。
冷ややかな帝国民の目と裏切り
とあるパーティーの日、会場の端のほうでパーティーの様子を眺めていたエレーナとターセルでしたが、その様子を見た貴族がみんなでケラケラとあざ笑います。
その態度を見たターセルは腹を立て母のために反論しようとしますが、ターセルまで侮辱されるのを恐れたエレーナは制止しました。
あざ笑った貴族たちはエレーナが命を懸けて守った、エレーナの母国からきた貴族だったのです。
エレーナのおかげで命拾いをしたはずのタルタニアンの貴族たちですが、そんなことは棚に上げてパーティーを楽しんでいました。
怒りがおらまらず声を荒げて怒るターセルですが、エレーナは小刻みに震えながらターセルに黙ってやり過ごすようお願いをします。
日常的に虐げられているからか、目の下にはひどいクマができ、粗末な服を着て震えている母がそこにいたのでした。
皇帝から母を守りたい強い気持ち
ターセルは苦しくつらい思いをした、子供の頃を思い出した夢を見ていたようでした。
現在エレーナが生活するカリナ宮ではターセルの味方である護衛のゲータが〇害され、警備が強化されたようでした。
ゲータが〇害されたことは、ターセルとエレーナの味方である人物を皇帝が次々と排除し、警戒を強めている証拠です。
今回このカリナ宮の現状の報告をしてくれたティモシーもターセル側の人間です。
エレーナの進退が変わったらまた連絡くれるとのことですが、急がなければティモシーもその他のターセル側の人たちの命も危うくなる可能性もあります。
早急にエレーナを救出するべきと焦りの気持ちを持ち、方法を模索するターセルですが…?!
偶然のカシヤとの遭遇
気分を晴らすために月夜に水浴びをしに行くターセル。
考え事をしながら一人で水浴びをしていると突然、女性の声と人影が…ターセルはびっくりして瞬時に岩陰に隠れます。
いなくなるのを待ちますがその者はなかなか水辺から上がりません、しかしその者が暗殺者かもしれないと警戒してそのまま岩陰に隠れ続けるのでした。
すると突然その者の姿が消え、ターセルの背後から喉元に鋭利な石を突き付けられます。
しかしそれはカシヤであり、第二皇子であるターセルに凶器を突き付けてしまった事実に気づきひどく動揺します。
一方カシヤの素早い身のこなしと洞察力に驚くターセルですが…?
真紅のカルマ12話の感想&次回13話の考察予想
ずっと疑問に思っていた、「何故ターセルは皇帝に従うのか?」というところが見えてきた気がします!
王国のために自らの不幸せを選んだエレーナ皇妃ですが、母国民から裏切られた気持ちを考えると胸が苦しくなりますね。
続々と周りの人が殺されていく中、ターセルは無事エレーナ皇妃を連れ戻すことができるのでしょうか?
またカシヤの瞬時の対応を見て、ターセルは何を思うのでしょうか?
あまりに素早い対応に、更に疑いの目を持つのか、有能な騎士として仲間意識が芽生えるのか…?
どのような方向に関係性が進んでいくのか、次回が楽しみです。
12話まとめ
今回は漫画『真紅のカルマ』12話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
12話の内容をサクっとまとめると
- 帝国カリストニアの成り立ちの物語
- 皇帝に虐げられるターセルの母エレーナ皇妃とターセル
- 偶然の遭遇をするターセルとカシヤ