原作macherie先生、漫画Cierra先生の作品・漫画「ベアトリーチェ」はピッコマで絶賛配信中です。
「ベアトリーチェ」48話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります！
満月に願い事をするお祭りに、クロエを連れて参加したアレクですが…。
ベアトリーチェ48話の注目ポイント＆展開予想
アレクは豪華な晩餐会を早々に切り上げて、クロエを連れて村に下ります。
満月に願い事するお祭りで、クロエが何を願ったのかが気になるアレクは…。
ベアトリーチェ48話のネタバレ
感謝と動揺
満月を見た後、城へと戻る帰り道。
あらためて、お祭りに連れてきてくれたことをアレクに感謝するクロエ。
綺麗な満月を見て大いに感動したことを笑顔で伝えます。
アレクは、本当に感謝しているなら、自分の質問に答えてほしいと切り出しました。
「質問」という言葉に、クロエは冷や汗が止まりません。
アレクに「王女・ベアトリーチェ」の正体がバレてしまったのではないかと焦っていたのです。
そして、もしも本当に王女かどうかを聞かれたら、これ以上嘘を重ねることはできないと覚悟していました。
アレクの質問
アレクは、ついに「質問」を口にします。
それは…、クロエが満月にした願い事の内容についてでした。
奴隷の身分からの解放か、大金を得ることか、早くホルヘのもとに帰って薬草の研究に没頭することか。
アレクは、クロエが望むならどんな願いも叶えてあげたいと考えています。
しかし、もしもクロエがエルパーサの再建を願っていたらどうしようと戸惑ってもいました。
ダンカンの指示だったとはいえ、エルパーサ侵略を先導したのはアレク自身。
クロエに恨まれていても仕方がないと思いながらも、幸せを願う権利すらないことが耐えられないとアレクは思っていたのです。
クロエの幸せとは？
クロエは、アレクの質問にどう答えるべきか迷っていました。
トリガーの秘密を話すわけにはいかず、かといってアレクに嘘をつきたくもありません。
言い淀んでいるクロエに、アレクは「他人に言えないようなことなのか」と迫ってきて…。
クロエは、アレクに急かされる形で「トリガーの幸せ」について願ったことを打ち明けます。
アレクは、クロエの肩を強く掴んで、切羽詰まった様子を見せました。
願い事を自分のために使わないクロエに、奴隷の身分を恨みはしないのかと、問い質します。
クロエは、恵まれていない立場を呪っても、自分の力ではどうにもならないことだと返します。
アレクは、大抵のことなら自分が叶えると言ってもクロエの考えは変わらないのかを尋ねました。
生き残れただけで十分だと話すクロエ。
無欲なクロエに、アレクはこの話を終わらせました。
寝室での特別任務？
城に戻った2人。
クロエは、アレクの寝室を整えた後、部屋から出て行こうとします。
すると、アレクは、侍従長には城ではクロエは自分と同じ部屋で休むように指示を出していると伝えました。
アレクの睡眠の妨げになるのではないかと困惑するクロエ。
アレクは、不眠症であることを打ち明けて、クロエに寝室に留まって欲しい理由を挙げました。
誰かが寝室を訪ねてくると思うとますます眠れないから、クロエにはガードマンとして居てくれれば良いと。
クロエは、ランボー伯爵の城でアレクが女性のことを部屋から追い出した時の様子を思い出します。
寝室に入られることを嫌うのは、不眠症の話で半分は納得。
しかし、猛烈な勢いで女性を拒絶していたように思えて、ある予想を立てました。
アレクが、トリガーと同じように男性を好んでいるのではないかと…。
クロエは、同じ部屋のソファで寝ることになって、アレクの快適な睡眠を助けようと意気込みます。
寝付きの良いクロエは、すぐに眠りにつきました。
いろいろな理由をつけてクロエを引き留めたアレクですが、本当の理由はただ一つ。
もう一度、クロエの寝顔を近くで見たいという思いからでした。
まだ眠れないアレクは、露店で密かに購入した赤い花の髪飾りを見つめます。
クロエは「自分には似合わない」と話していましたが、アレクはクロエには誰よりも赤い花が似合うと考えていました。
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ベアトリーチェ48話の感想＆次回49話の考察予想
アレクは、クロエの幸せを願い、どうにか自分が叶えてあげたいと考えているようです。
ベアトリーチェというクロエの正体に気付いていながら、そのことに触れないのは、クロエと一緒にいたいと思っているからでは？
女性を拒絶し続けてきたアレクは、自分の想いをまだ自覚してはいないように感じます。
クロエは、アレクが自分のことで悩んでいるとは知らず、ダンカンと同じような勘違いをする結果に。
この勘違いが、さらなる誤解を生むことになりそうです。
48話まとめ
今回は漫画『ベアトリーチェ』48話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
48話の内容をサクっとまとめると
- アレクは、クロエに聞きたいことがあると切り出す。
- クロエは、王女の正体がバレたのかと動揺。
- アレクが気になっていたのは、クロエの願い事だった。
- クロエが自分のために満月への願い事を使わなかったことに、アレクは苛立ってしまう。
- アレクの指示で、城では寝室に留まることになったクロエ。
- アレクは、赤い花の髪飾りをクロエに渡せずにいて…。
