
原作macherie先生、漫画Cierra先生の作品・漫画「ベアトリーチェ」はピッコマで絶賛配信中です。
「ベアトリーチェ」43話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
森で迷ってしまったクロエを見つけ出したアレク。
クロエの正体を知りながらも、まだそのことを打ち明けないまま…。
ベアトリーチェ43話の注目ポイント&展開予想
クロエがエルパーサの王女の「ベアトリーチェ」だということを知ってしまったアレク。
クロエを試すつもりで、出身のことなどについて詳しく話を聞きます。
アレクから疑われているとは知らないクロエですが、嘘はつかずに話せる範囲で返答して…。
ベアトリーチェ43話のネタバレ
道に迷ったということにして
森の中を進むクロエとアレク。
その内、滝が見えてきて、満月に照らされた水面がキラキラと輝く景色にクロエは圧倒されます。
ただ、川の上流は、野営地とは別方向。
このまま川に沿って下っていった方が早くたどり着けるのではないかと考えます。
ところが、アレクが疲れてしまったとのことで、これ以上闇雲に動かずに休息を取ろうと言い出しました。
クロエはこのまま野営地へと戻るろうと勧めるも、アレクは、森を抜けるのは明るくなってからにすると決定。
クロエは戸惑いながらもアレクの指示に従います。
アレク自身、クロエに理不尽なことを言っていることについて自覚はありました。
しかし、自分の今の感情を上手く整理できずにいて…。
クロエの生い立ちに共感しながらも、今、クロエが幸せだと言うのには、理解しきれずにいました。
かといって、クロエが強がったり、嘘をついていたりというようには思えません。
そこで、川沿いに腰かけながら、クロエに婚姻のことについて詳しく問い質します。
国王からギルバートとの結婚を無理強いされたと知った上でです。
自分が「ベアトリーチェ」だということをまだバレていないと思っているクロエは、結婚の経緯をどうやって説明しようかと考えあぐねます。
すると、アレクは、結婚も良い経験だった思っているのかとクロエに尋ねました。
クロエは、結婚については良い思い出は一つもないと即答。
それならば、逃げ出せば良かったのにと、アレクはなおもクロエを疑うような質問をして…。
逃げれば、自分の周囲の人間に迷惑をかけると思って耐えていたと、クロエは当時を語ります。
アレクは、他人を気遣っている場合ではなかっただろうにと、クロエのお人好しに感心を通り越して呆れている様子。
クロエはというと、実際にはギルバートの結婚生活で他人を気遣う余裕はなかったのですが、自分のせいで誰かが犠牲になってしまえば、その罪悪感に耐えきれないと思っているのは本心でした。
うつむいたままのクロエに、アレクは川の水をかけるイタズラをしてきました。
いつまで黙っているのかと、笑いながらクロエに話すアレクに、クロエはドキドキしてしまいます。
ポジティブなクロエに・・・
アレクは、過去の話をやめて、今度はセレモニーが終わった後のことについて言及。
クロエの望みについて聞いたのです。
クロエは、ホルヘのもとで薬草の薬品庫の管理の仕事に従事したいと目を輝かせます。
いつも前向きなクロエに、アレクは「きっとクロエの母親も芯の強い人なのだろう」と話しました。
しかし、クロエは母は自分を産んですぐに亡くなったと答えます。
母親の顔も知らないというクロエに、アレクは衝撃を受けました。
アレクは幼い頃から母親に冷たくされ、家族の愛に飢えた結果、冷酷になってしまいました。
それでも話を聞くうちに、クロエに比べれば自分は恵まれていたのだと感じます。
辛い過去を忘れた訳ではないけれど、今を楽しむために時間を費やしたいとの考えを示すクロエ。
クロエは眠気を感じて、アレクに許可を取った後、すぐにその場で眠ってしまいました。
アレクは、どうすれば自分もクロエのように過去を悲観せずにいられるのかと悩んでいて…。
ベアトリーチェ43話の感想&次回44話の考察予想
アレクのふとした時の笑顔に惹かれている様子のクロエ。
アレクがまだクロエの正体に気付いたことを言っていないのが気になりますが、もしかして両想いなのでは…?
どこでも眠れてしまうクロエは、かつては馬小屋の中でのへっちゃらでした。
森の中で一晩を越すというのを鵜呑みにして寝てしまったクロエが無防備で可愛らしかったです。
アレクは、クロエを放っておけずに、野営地へとクロエを運んであげると推測します。
43話まとめ
今回は漫画『ベアトリーチェ』42話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
43話の内容をサクっとまとめると
- 今が幸せだと話すクロエに、アレクはその真意を問う。
- 帰り道を知りながらも、クロエと2人きりの時間を演出するアレク。
- どこまでも前向きなクロエに、アレクも感化されていく。
- 疲れてその場で眠ってしまったクロエは、アレクが運んで…。