漫画Baeck jack先生の作品・漫画「ロクサン〜不滅の天使〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「ロクサン〜不滅の天使〜」10話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
マックスのトラウマ?!踏みにじられるマックスの優しさ!!
ロクサン〜不滅の天使〜10話の注目ポイント&展開予想
マックスの母は、マックスの心根の優しさを尊重していました。
しかし、貴族として皇帝を支える人材に育てたい父とは、たびたび意見が衝突してしまいます。
2人の意見の食い違いが、幼い頃のマックスの心を追い詰めていきました。
大人になっても消して消えることのない、苦しい記憶として残るほどに。
ロクサン〜不滅の天使〜10話のネタバレ
マックスの傷
幼い頃のマックスは、動物や植物を愛する心さやしい少年でした。
傷ついた動物の世話をすることも、少なくありません。
そんなマックスを母は優しく見守ります。
母は、マックスに感性の豊かな人間になってほしいと考えていました。
そのために、ピアノや様々なことを身につけさせ教養を磨きたかったのです。
しかし、父はその意見には反対でした。
皇室に仕える立派な軍人になって欲しい。
マックスに、射撃の訓練を毎日施します。
父の訓練は厳しいものでしたが、マックスの腕は一向に良くなりません。
業を煮やした父は、たまたま目の前に躍り出てきた鹿を狙うように指示します。
父に手を添えられ狙いをつけた時、マックスはその鹿がかつて自分が助けた鹿であることに気が付きました。
慌てて父を止めようとしましたが、弾丸は容赦なく発射されます。
マックスは、自分のやったことのおぞましさに倒れこみました。
癒えない傷
マックスは、公爵の主催する狩猟会へと招かれていました。
出席した貴族たちは、次々と的に弾を命中させます。
マックスは自分の順番が回ってくると、父に教えられた通りに銃を構え狙いを定めようとました。
しかし、マックスは全く集中できていません。
鹿を撃ち殺したときの気持ち悪さを思い出し、目をつぶってしまいました。
そんな時、公爵の馬がマックスの射線上に迷い込んできます。
ですが、過去のトラウマに苦しむマックスは気づくことができません
周囲の引き留める声をよそに引き金を引いてしまいます。
幸いなことに公爵の馬に弾が当たることはありませんでしたが、マックスの父は怒り狂いました。
マックスを貴族として情けないと𠮟責しますが、マックスにはどうすることもできません。
命を奪った苦しみの記憶は、この先もマックスを苛み続けることでしょう。
カルテンの誘い
マックスのもとに、カルテンから狩猟会の誘いが届きます。
カルテンも、マックスが射撃を得意としていないことはよく知っているはずです。
それでもマックスを呼び出すということは、彼を笑いものにするつもりだとしか思えません。
マックスは、それでもかまわないと思っていましたが、招待状には妹とロクサンの名前も記されていました。
何か企みがあるようですが、マックスには招待を断るという選択肢はありませんでした。
ヨアンナの想い
マックスは、愛するヨアンナのもとに花束と絵画を送っていました。
受け取ったヨアンナは大層喜び、その反応からヨアンナとマックスが深く愛していると察することができます。
しかし、ヨアンナの婚約者候補としては格が低いと言わざるを得ません。
このままでは、ヨアンナの父によってカルテンと結婚させられてしまうでしょう。
ロクサン〜不滅の天使〜10話の感想&次回11話の考察予想
マックスは、幼い頃から心根の優しい少年でしたね。
ですが、その優しさは貴族の男性にとっては足を引っ張るものでしかありません。
他の貴族からも笑いものにされ、このままではヨアンナと結婚することすら難しいでしょう。
ヨアンナとマックスの心はお互いを向いていますが、ヨアンナの父が激しく反対すると思われます。
マックスがこの困難に立ち向かわなければ、カルテンに奪われてしまいます。
マックスの周りはいろいろな問題にあふれており、どんどん追い詰められていくようにしか思えません。
ヨアンナは、マックスのことを素敵な男性だと語っていましたが、自分の立場をわきまえていると評していました。
そのわきまえが悪い方向に向かないことを祈るばかりです。
10話まとめ
今回は漫画『ロクサン〜不滅の天使〜』10話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
10話の内容をサクっとまとめると、
- マックスは、幼い頃に助けた鹿を撃ち殺してしまったことで心に傷を負う。
- そのトラウマが原因で狩猟会で恥をかく。
- ヨアンナは、マックスからの贈り物に心から喜ぶ。