
漫画KIM RAMU先生の作品・漫画「王冠のない女王」はピッコマで絶賛配信中です。
「王冠のない女王」5話~6話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
~建設途中で放置されていた建物を見つけたデリアは、その木材を使ってテントを作って新しい商売を始めました・・・。
王冠のない女王5話~6話の注目ポイント&展開予想
自分の娘月那が書いた長編ファンタジー小説の世界の主人公デリアに転生してしまった定年を迎えた歴史学の教授の一希。
突然、ウェーブの金髪の少女デリアの体になってしまった一希。
娘の月那の設定した中世、近世ヨーロッパに似た世界、貴族と平民の身分制度がある時代の生活を送ることになってしまいます。
主人公デリアは美貌の持ち主ですが、天涯孤独で家族も財産も何も持っていません。
しかし、たくましくて明るい前向きな少女です。
この世界で、お金を稼いで何とか生活していこうと考えたデリアは、街にあふれていた花売りの少女を見て、自分も花売りをやってみようとしましたが、花の相場も貨幣価値も知らないので大失敗してしまいました。
泊まるところもなくて途方に暮れていましたが、建設途中で放置された家を見つけて新しい商売を思いつきました。
王冠のない女王5話~6話のネタバレ
廃屋の木材でテントを建設したデリアとベルーチ
デリアは、花売りよりも儲かる事を思いついたと友人になったベルーチに手伝ってもらって廃屋の木材を使ってテントを立てました。
マントを深くかぶってグローブをつけて年齢がわからないように変装したデリア。
マントを縛るのに、木製のペンダントを使います。
年齢不詳の占い師を始めることにしたデリア
デリアは、ベルーチが花売り以外の仕事の経験がないし、食事もまともに取れないような生活をしていると見抜きました。
手を見れば、性別や職業、健康状態がわかるし、体格や服装や話し方からも見抜けます。
よく当たると評判になったデリアの占い
マントで身体を覆ったデリアは、ベルーチに、高価な服を着ていて暗い表情をした人に声をかけるように頼みました。
よく当たる占い師がいると一言いえば良いからと話すデリア、それも1人だけで良いというのです。
デリアが言った通り、占い師デリアのテントの前には行列ができました。
占いを疑っている女性客
その中で、一人疑り深い女性がいました。
中世の婚約指輪のギメルリングをはめています。
ギメルリングは1つは新郎が、1つは新婦が、1つは結婚の誓いの証人が持つ物です。
結婚式当日に新郎と新婦の指輪が合わさって新婦の指にはめられるはずですが、その女性の指には1つの細いリングしかありません。
指輪から女性の今の状況を見抜いたデリア
デリアは、結婚する2人の誓いの証人になり、祝福できずに苦しんでいる女性の心を見抜きました。
自分の置かれた境遇を見抜かれて動揺する女性。
女性の姉の身分違いの恋
女性には2歳上の姉がいます。
女性の姉は、厩舎の使用人の馬夫と幼い頃から仲が良く、大人になっても変わりませんでした。
ところが、老人の公爵が姉に求婚してきて、父親はその結婚を決めてしまったのです。
結婚式の当日に姉と馬夫は姿を消しました。
2人はもう亡くなったと思われていましたが、海岸の側の小屋で暮らしていたのです。
姉の結婚を認められない女性
もうすぐ結婚式を挙げるから証人になって欲しいと姉と馬夫からギメルリングを押し付けられた女性。
しかし、女性は姉と馬夫の結婚を認められないのです。
リデアは、人の運命は決まっているのでそのまま見守るべきだと答えました。
女性は、子爵家の令嬢の姉が身分違いの結婚をして貧しい暮らしをしていることが許せないと怒ります。
女性の本心
本当は女性は姉の本当の幸せを望んでいて、両親に告げ口することもなく、ギメルリングも捨てずに大事にはめていました。
女性の本音を見抜いたリデアは・・・。
王冠のない女王5話~6話の感想&次回7話~8話の考察予想
さすが中身は60歳の大学教授の女性のデリア。
人間観察と心理に詳しいので、占い師の元に来る人達が求めている答えをうまく引き出すことができて、占い師としては大成功しましたね。
全くの無一文で今日泊まる家もなければホテル代も持っていなかったデリアは、占いで大金を稼ぐことができました。
次にデリアが何をしでかすのか、面白くなってきましたね!
5話~6話まとめ
今回は漫画『王冠のない女王』5話~6話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
5話~6話の内容をサクっとまとめると
- マントで顔や体を隠して、神秘的な正体不明の占い師になったデリア。
- ベルーチに頼んで、悩み事があるような暗い顔をした人を連れてきて欲しいと頼んだデリア、その1人から評判が噂になって多くの人が占い師デリアの元を訪れます。
- 占いを疑っていた女性をも信頼させることに成功したデリア。