
原作HWANGZE PENGUIN先生、漫画Azi・COBY・Mr. BIG先生の作品・漫画「剣術名家の末息子」はピッコマで絶賛配信中です。
「剣術名家の末息子」1話~4話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
才能を努力で塗り替える!?
家族を見返すために、ジンは2度目の人生で大逆転を目指します。
剣術名家の末息子1話~4話の注目ポイント&展開予想
最強の剣士の血筋に生まれたジンは、才能に恵まれなかった…?
一度目の人生を失意のままに終えたジンは、与えられたチャンスをものにするべくタチがあります。
剣術名家の末息子1話~4話のネタバレ
出来損ないの末っ子の第二の人生
剣の名家・ルーカンデール家。
その血筋は、丈夫で高い能力を持ち、武力で世界の半分を制しています。
ルーカンデール家には多くの子孫がいて、彼らは完全な実力主義。
弱肉強食で成り立っていたのです。
末息子のジンは、一族のしきたりで「未来を決める」儀式をおこなった際、当主の剣・バリサダを選びました。
父親は、ジンこそが後を継ぐと期待して…。
しかし、ジンにはルーカンデール家が生まれ持つはずの剣の才能がありませんでした。
出来損ないとして揶揄されながらも、ジンは懸命に鍛錬を積みます。
それでも、才能のある兄姉との差は開くばかり。
25歳の時、ついにルーカンデール家から追放されてしまいます。
その後、ある人物の影響で、ジンは魔法の才能を開花させました。
ある日、ジンはソルトレイという影の神から自分と契約しないかと提案されます。
ソルトレイによると、ジンには「刃の迷宮」という呪いがかけられており、剣の才能を封じられていたそうです。
ソルトレイが呪いを解くと、ジンは剣が振るえるようになります。
さらに、この数年で養った魔法の腕を合わせて、魔剣士となれたのです。
今こそ、力を証明する時だと思っていた直後。
奇襲を受けて、ジンの命は尽きます。
ジンは、ルーカンデール家を見返せないまま生涯を終えたのかと思われましたが…。
気付けば、ルーカンデール家の選択の儀式の最中に時間がさかのぼっていました。
前世の記憶のあるジンにとっては、2度目の儀式。
ジンは、無意識だった前回とは違って、明確な意志を持って再びバリサダを選んだのです。
嫌味な兄たちに制裁を
7歳になったジン。
ルーカンデール家の子供が10歳まで暮らすストーム城で、デイトナとヘイトナという双子の兄とともに過ごしていました。
デイトナとヘイトナは残忍な性格。
前世でもジンをバカにして、大人になってからは他人の命を弄ぶような人物です。
2人は鳥の命を奪って亡骸をジンの部屋に捨て置くという嫌がらせをしてきました。
ジンが2人に取り合わずにいると、殴りかかってきます。
6年もの間、実力を隠してきたジンですが…。
ここで、ソルトレイから得た「影気(えいき)」を使って、2人を返り討ちにしました。
双子を気絶させたジンは、守護騎士のカーンに事情を聞かれて、双子が勝手にケンカを始めたと嘘をつきました。
また、鳥の墓を作ってあげると、双子を雨の中に置き去りにします。
カーンは、ジンから剣術の覇気ではない独特なオーラを感じて、すぐさま当主へ報告。
すると、当主は大勢の騎士を連れてストーム城へと向かうことを決めます。
次期当主としての期待
ジンたち13人のルーカンデール家の子供たちの父親で当主であるシロン。
強くて冷酷な彼は「半神」として恐れられる存在でした。
そんなシロンにとって、最優先は家門の繁栄。
子供への興味は、ルーカンデール家の者として値するかどうかしかありません。
前世では、ジンは剣の才能がなかったために、父のシロンに無視され続けてきました。
ところが今は、シロンはジンに興味を示しています。
双子はシロンにケンカのことを追及されて、ジンが魔法を使った可能性があると言って陥れようとします。
魔法は、ルーカンデール家では禁忌とされているからです。
しかし、シロンは双子の幼稚な考えを見抜き、相手にしませんでした。
一方、ジンは騒動の件については「侮辱されたのでルーカンデール家の者として報復した」と答えます。
シロンはジンの反応を気に入った様子で、人払いをしてジンと2人きりになりました。
シロンは、カーンから報告のあったジンの不思議な力について問い詰めてきます。
ジンは、自分にも何か分からないと素知らぬフリをつき通して、影気を見せました。
影気を使うジンに目を丸くするシロン。
ルーカンデール家の初代当主のテマルも、影の神・ソルトレイの加護を受けていました。
テマルが亡くなった後、ソルトレイはどこかへ行ってしまったそう。
シロンは、ジンが本当に当主に相応しい存在なのかもしれないと、今後を見守る姿勢でいます。
ジンは、前世とはまるきり違う流れになっていることを確信するのでした。
貴重な食べ物?
ルーカンデールの7番目の娘のメリーは、シロンに認められたジンに興味津々。
不死鳥の心臓という、貴重な秘薬をくれました。
生粋の戦闘狂のメリー。
突然のプレゼントには、ジンに早く強くなってもらって手合わせをしたいという意味が込められているようです。
乳母のキリーは、不死鳥の心臓でスープを作ってくれます。
すると、デイトナとヘイトナが物欲しそうな目でジンを見つめて…。
ジンは、スープを分ける代わりに、2人にある交換条件を提示します。
剣術名家の末息子1話~4話の感想&次回5話の考察予想
前世では一方的にバカにされるだけだった兄に、やり返したジン。
父親や兄弟たちがジンを見る目が変わったと感じます。
特に、ジンの影気のことを知ったシロンは、初代当主との共通点に来たいをしているようです。
今世では、剣術の才能を封印する呪いが解かれているジンは、これからはめきめきと頭角を現すと予測。
ただ、ジンに呪いをかけたのが誰なのかを突き止めなければ、また陥れられてしまうのではないかと思われます。
また、幼児期に回帰したのが、ソルトレイとの契約と関係があるのかどうかという謎にも注目していきましょう。
1話~4話まとめ
今回は漫画『剣術名家の末息子』1話~4話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
1話~4話の内容をサクっとまとめると
- 剣術で世界の半分を支配するルーカンデール家に生まれたジン。
- 13兄弟の末っ子で、次期当主として期待されるも、一向に剣の才能が芽吹くことは無く…。
- ルーカンデール家から追放されてしまった後になって、ジンは剣術の才能を呪いによって封じ込められていたことが発覚。
- 影の神のソルトレイとの契約し、影気も使えるようになった。
- 一度目の人生を悔いが残る形で終えたジンは、幼児期に回帰?!
- 二度目の人生では、幼少期から才能を発揮していって…。