
原作Kin先生、漫画Mingsung先生・Yong Doosik先生の作品・漫画「接近不可レディー」はピッコマで絶賛配信中です。
「接近不可レディー」6話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
繰り返される人生の始まり?!ヒリスの希望は打ち砕かれる!!
接近不可レディー6話の注目ポイント&展開予想
繰り返される8度の人生。
どの人生においても、ヒリスは必ず一族の力に目覚めます。
力を得ることなどヒリスは望んでいません。
もとからその生まれで周囲に疎まれていたヒリスは、ますます追い詰められていきます。
投げつけられる悪意は耐えがたいものですが、ヒリスは健気にもいつか自分を家族が受け入れてくれると信じていたのでした。
接近不可レディー6話のネタバレ
誰が悪いのか
8度目の転生を果たしたヒリスは、これまでの人生のことを後悔していました。
父と兄に理不尽に攻められても、自分が悪いと怯えるしかできなかった自分を。
力が覚醒したとき、ヒリスは何かの間違えでこの力を兄に帰すべきだと信じて疑いませんでした。
しかし、そんなことできるはずがありません。
力を持っているかいないかは、生まれたときに決まるのですから。
父はどうにもならない現状に苛立ち、そのいら立ちを花瓶を投げつけることで晴らそうとします。
もし、この事実が世間に知られてしまえば、後戻りすることができなくなるでしょう。
少しでも時間を稼ごうとヒリスを部屋に軟禁します。
苛立ちをぶつけられるヒリスは、ますます卑屈になり、自罰的な態度に拍車がかかりました。
この現状を怪しむ者たちもあらわれ、父はある決断をします。
ヒリスを、リカルドの影武者として立て、リカルドが力に目覚めたと偽りの発表をする。
かなり無茶な方法ですが、このような手段しか思いつきませんでした。
影武者として
ヒリスは、リカルドの影武者として働くようになりましたが、待遇がよくなることはありませんでした。
食事も満足に与えられず体調がよくないため、能力をうまく使えないときがあります。
そんな時は、父に激しく折檻されました。
リカルドや父の言い分は、どれも理不尽なものばかりです。
ですが、ヒリスはますます自分が悪いのだと思い込みます。
ガブリエルや使用人も、出会うたびに嫌な言葉をかけてきますが、ヒリスは言い返すこともできません。
ヒリスの頭の中には、リカルドに謝ることしかありませんでした。
それは、ヒリスの中にわずかではあるがリカルドを信じる心があるからです。
破滅に向けて
夜も更けてきたころ、兄のリカルドが家に帰ってきました。
どうやら、恥をかいたうっ憤を晴らすため飲み歩いていたようです。
ヒリスは、兄に駆け寄りうまくいかなかったことや能力を宿してしまったことを懸命に謝りました。
しかし、ヒリスの言葉はリカルドの怒りを激しく燃え上がらせます。
苛立ちを募らせるヒリスの顔を見なくて済むように、リカルドは足早に部屋へと戻ろうとしました。
リカルドを怒らせてしまったことに気づいたヒリスは、何とかしようとリカルドの腕に縋り付きます。
心の底からヒリスを疎ましく思っているリカルドは、その腕を激しく振りほどきました。
バランスを崩したヒリスは、階段の下へと真っ逆さまに落ちていきます。
落ちていくヒリスを見るリカルドの表情は、とても冷たいものでした。
接近不可レディー6話の感想&次回7話の考察予想
ヒリスが一度目の死を迎える直前、わずかに手を伸ばしたようにも見えましたが浮かべていた表情は冷たいものでした。
リカルドの中には、父ほどのヒリスへの憎悪はありませんでした。
しかし、ヒリスの力が目覚めた時から変わっていきます。
力を得られることができないと、周囲に知られればリカルドは終わりです。
発覚することを怯え、ヒリスに劣等感を刺激され、リカルドの心根は少しずつ歪んでいったのでしょう。
そのことは、何度の人生を繰り返しても変わることがなかったようです。
リカルドも哀れな境遇ですが、少しでもヒリスのことを考えていれば、違う結末もあったのかもしれません。
しかし、ヒリスは真の覚醒を迎えてしまいました。
二度と二人の道が交わることはないでしょう。
これからリカルドは、どのような破滅を迎えることになるのでしょうか。
6話まとめ
今回は漫画『接近不可レディー』6話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
6話の内容をサクっとまとめると
- 一度目の人生で、ヒリスは力に覚醒しますがそれを父によって隠蔽される。
- 力を兄に移す方法がないと知ると、ヒリスはリカルドの影武者として活動することになった。
- いつかリカルドが自分のことを受け入れると思っていたが、そんなヒリスの希望は打ち砕かれる。