
原作JAEUNHYANG先生、漫画syunnyun先生の作品・漫画「黒幕を捨てるのに失敗しました」はピッコマで絶賛配信中です。
「黒幕を捨てるのに失敗しました」37話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
後天的に感情を取り除かれた状態で育てられたバレッタ!
黒幕を捨てるのに失敗しました37話の注目ポイント&展開予想
ミロードが本気でバレッタのことを好きなのは現皇帝、カイヌスも知るところです。
どれだけミロードがバレッタに心を砕いてもバレッタがその気持ちを返すことはありません。
ディライト伯爵によって幼い頃から非常に特別な方法で手懐けられてきたからでした。
黒幕を捨てるのに失敗しました37話のネタバレ
特別な方法で育てられたバレッタ
皇室が出したバレッタの手配書は現魔塔主の危険すぎる能力を持つレインハルトを捕まえる口実でもありました。
手配書の抗議をしに来たミロードがバレッタを本気で好意を寄せているのは皇帝のカイヌスも知るところ。
バレッタはディライト伯爵自ら非常に特別な方法で幼い頃から手懐けてきました。
ミロードがいくら心を尽くして近づいてもバレッタがそれを理解することはないと断言しました。
善意や好意がバレッタに届かないようディライト伯爵が教育したのです。
先天的な魔塔主と後天的なバレッタ
魔塔主は代々感情が取り除かれた状態で生まれます。
どんな状況でも冷徹な判断を下せるように感情の代わりに理性を選びました。
魔塔主が先天的にそのような存在なら、バレッタは後天的にそういう人間として作られました。
自分の行いの邪魔にならないように罪悪感などを覚えないように。
カイヌスもディライト伯爵の報告書を読んで知りました。
しかしある程度はディライト伯爵のことが理解できました。
バレッタにはとてつもなく大きな力を持っています。
皇室最高の錬金術師ギリアンが1年で生産できる最上級ポーションは3個。
しかしバレッタは最上級ポーションを1日で最大2個も作れます。
能力に目がくらんだ者に狙われる
絶大な力を持つバレッタを誰も放っておくはずがありません。
レインハルトもバレッタの能力目当てだろうとカイヌスは言います。
まだバレッタの真の価値を知る者は少ないため今はいいですが、今後は大勢の者達がバレッタを狙ってくるでしょう。
そんな中、バレッタのことを守れるのは皇室だけ。
放っておけば見ず知らず者に捕らわれ、一生搾取されるくらいなら皇后になって民のために皇室にいたほうがいいというのがカイヌスの考えでした。
考えを聞き、バレッタを皇室が保護しなければらないとミロードも理解しました。
黒幕を捨てるのに失敗しました37話の感想&次回38話の考察予想
37話はかなり衝撃的でしたね。
レインハルトがかなり残虐的なのは感情を持っていないからだったようです。
理由があるのでレインハルトの残虐性は納得できました。
後天的に感情を取り除かれたバレッタに関してはゾッとしました。
ディライト伯爵がそういう風に育てたのはバレッタに利用価値があるとわかったからでしょうね。
カイヌスはさすがディライト伯爵の考えを理解できた人物として中々イカれています。
利用価値があるバレッタを皇室で利用するつもりが逃げられ、どうにかして皇室で保護して利用しようと思っているのでしょう。
バレッタのことを好きなミロードがバレッタを絶対に保護しなくちゃと思うようにカイヌスは巧みに誘導しました。
37話まとめ
今回は漫画『黒幕を捨てるのに失敗しました』37話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
37話の内容をサクっとまとめると
- 皇室が出したバレッタの手配書はレインハルトを捕まえる口実でもありました。
- バレッタは相手の感情が届かないようにディライト伯爵に教育しました。
- 先天的に感情を取り除かれた状態で生まれる代々の魔塔主とは違い、バレッタは後天的に作られたものです。
- ミロードがバレッタを本気で好きという感情を逆手にとって、カイヌスは皇室で保護するのは当然と言い聞かせます。