
原作JAEUNHYANG先生、漫画syunnyun先生の作品・漫画「黒幕を捨てるのに失敗しました」はピッコマで絶賛配信中です。
「黒幕を捨てるのに失敗しました」36話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
錬金術の基礎が足りないと自覚しつつも、カルロンに食い下がるバレッタは他にも知らないことがありました。
黒幕を捨てるのに失敗しました36話の注目ポイント&展開予想
基礎中の基礎を知らず、数式から教わったバレッタに『待った』をかけたカルロン。
錬成に失敗するリスクさえ知らないバレッタに錬金術をやらせたくないと、この状況下で基本から学び直すように勧めます。
バレッタも自分に基礎が足りないと自覚していましたがカルロンに食い下がります。
錬金術の基礎だけでなく、バレッタにはまだ知らないことがありました。
黒幕を捨てるのに失敗しました36話のネタバレ
錬金術の失敗におけるリスク
バレッタが今まで特に問題なく錬金術を使えたのは制限された環境で制限されたものだけを作っていたからです。
錬成を失敗した際の代価は少なくとも腕1本、ひいては命までとられることもあります。
欲に目がくらんだ者達はそのことを知りながら、バレッタの能力値も知らずに数式から教え込んだことは許されざる行為でした。
今すぐポーションは必要ないと断られたカルロンにことを急ぐバレッタはこの状況下で基本を学び直すことは嫌でした。
食い下がるバレッタも自分に基礎が足りない自覚はあります。
契約を盾に教育は必要ないと言い分を通そうとするバレッタにカルロンは冷静に対処します。
今バレッタに置かれた状況を考えればカルロンの欲さえも利用し、使える武器を増やすべきだと。
対等なビジネス関係ではないと非難するバレッタに相手の力量を育てることもまたパートナーの役目だと説明するカルロンはバレッタを指導するチャンスを与えてほしいと申し出ます。
遮断されていた経済観念
これから必要になる錬金術の道具、パーティーに着ていくドレスにかかる費用全部カルロンへの借金と考えているバレッタ。
借金返済の計算をするため、ポーション販売価格を知りたいと質問しました。
カルロンは当然バレッタの考えを読み取り、返済は不要と言いたいところですが今は逆に反感を買うだろうと口出ししませんでした。
皇室が錬金術師を独占したせいで庶民にポーションが手に入らなくなり、皇室が貴族相手に商売を行っている状況を説明します。
貨幣の価値もろくに知らないバレッタは、皇室が決めた下級ポーション、中級ポーションの価格の価値がどれほどなのか理解できませんでした。
経済観念を遮断されていたバレッタの生い立ちを考えれば特に無知な部分。
情けないと感じているバレッタの様子を見ていたカルロンは素直に助けを求めればいいのに…と思いました。
黒幕を捨てるのに失敗しました36話の感想&次回37話の考察予想
今のバレッタにカルロンがついていてくれてよかったと思いました。
レインハルトではバレッタを甘やかすだけだったはずです。
その点、カルロンは違います。
許可できないことには強固な姿勢で、言い分を通そうとするバレッタに上手く交渉し、反感を買うだろう引き際までしっかり読みました。
今までしっかり者というイメージがあったバレッタがカルロンの前ではかなり振り回されています。
もっと早くカルロンに保護されるべきでした。
錬金術におけるリスクの危険性も貨幣の価値も知らずに成人を迎えたバレッタ。
特に錬金術は長年やってきたことだからこそ危険性を軽く見ている節があります。
基礎を学び直してその危険性を少しでも理解してほしいです。
36話まとめ
今回は漫画『黒幕を捨てるのに失敗しました』36話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
36話の内容をサクっとまとめると
- 錬成を失敗した際の代価は少なくとも腕1本、ひいては命までとられることもあります。
- ことを急ぐバレッタはこの状況下で基礎を学び直すことは嫌でした。
- しかしバレッタも自分に基礎が足りないという自覚はありました。
- 錬金術で必要な道具、ドレスにかかる費用をカルロンへの借金ととらえています。
- バレッタは経済観念を遮断されていたため貨幣の価値もろくに知りませんでした。