原作Kin先生、漫画Mingsung先生・Yong Doosik先生の作品・漫画「接近不可レディー」はピッコマで絶賛配信中です。
「接近不可レディー」1話~4話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
家族の犠牲になり虐げられてきたヒリスの、反撃が今始める!!
接近不可レディー1話~4話の注目ポイント&展開予想
7度の人生を繰り替えしてきたヒリスの心は、ボロボロでした。
家族の心無い言葉や、愛されることのない絶望に、ヒリスの心は遂に限界を迎えます。
そうして命を落とし、再び始まった人生をヒリスはこれまでの繰り返しにするつもりはありません。
家族への情のすべてが枯れ果てたヒリスは、特別な力を使って己の運命を切り開いていきます。
接近不可レディー1話~4話のネタバレ
第1話
主人公であるヒリスは、王宮の地下監獄に幽閉されていました。
地下深くにあるため、日のさすこともなく地下水の染み出る劣悪な環境です。
そんな場所に閉じ込められたヒリスのもとに、兄のリカルドが訪れていました。
リカルドは誰からも愛される貴公子ですが、彼から放たれた言葉にヒリスは目を見開きます。
なんとリカルドは、もう一人の妹ガブリエルのためにヒリスに死んでほしいと頼みに来たのです。
これはとても信じられないことでした。
監獄にいることさえ、ガブリエルの身代わりのためです。
さらには、命まで差し出せとはあまりにも無体な行いとしか言えません。
反論するヒリスですが、リカルドは聞き入れるつもりはないようです。
ヒリスもガブリエルも、等しくリカルドの妹のはずです。
なのに、なんでこんなにも自分だけ愛されないのか。
ヒリスの心は、軋みを上げます。
リカルドのヒリスを傷つける言葉は止まりません。
どうせヒリスは、人生をやり直せるのだからもう一度我慢してほしい。
そのリカルドの言葉は、ヒリスにとってどうしても許せないものでした。
ヒリスは、これまでに7度も同じ人生を繰り返しています。
過去にこのことをリカルドに告げたときは、かけらも信じてもらえませんでした。
しかし、都合のいいときだけその話を持ち出す残酷にヒリスの心は砕け散ります。
第2話
ヒリスのやり直しは、いつもとある事件から始まります。
ガブリエルのおねだりで、危険な魔物の鑑賞を行っていると、檻が壊れ魔物が暴れだしました。
リカルドは、ヒリスのことなど無視してガブリエルだけを助けます。
いつもであればヒリスが大けがをし、ガブリエルも小さな傷を負うことになっていました。
ですが、今回のヒリスはやられるだけではありません。
全ての情を捨てたヒリスは、己に秘められた特別な力を開放します。
この特別な力は、古代から特別な血脈にのみ受け継がれてきたものです。
ヒリスの生まれた家は、その中でも特に強力な力を持つ家門の一つでした。
しかし、時が流れるとともに力も薄れていき、一世代に一人が受け継ぐのみとなっていたのです。
本来なら嫡男であるリカルドが受け継ぐのですか、どういうわけか今代ではヒリスにその力が宿りました。
ヒリスは、その力で魔物を縛り上げ、颯爽とその場を後にします。
リカルドは、信じられない思いでしたが、自分が目にしたものを父に報告しました。
報告を受けた父は何かの見間違いだろうと一蹴します。
ヒリスが力を受け継ぐことは、それほどまでにあってはならないことなのです。
その日から、ヒリスは不当に押し付けられてきた待遇に逆らい始めました。
ますはじめは、食事についてです。
これまでは一人の部屋で粗末なものを口にしていました。
しかし、卑屈になることをやめたヒリスは、堂々と食堂に姿を現します。
第3話
やはり、食堂にはヒリスの食事は用意されていません。
でもヒリスは構うことなくすでに用意されていた父の食事を食べ始めます。
父の食事は豪勢なもので、長い間牢獄に閉じ込められていたヒリスにとって何物にも代えがたいごちそうです。
ヒリスは、使用人たちに今度からきちんとした食事を用意するように言いつけると食堂から立ち去りました。
食堂から出てきたヒリスに、父とリカルドが話しかけますが、答えることなく立ち去ります。
父は、ヒリスの態度に怒り心頭に発しますが、リカルドが何とかなだめました。
しかし、そんなリカルドの努力は無駄になります。
ヒリスが父の食事を食べてしまったことを知り、ヒリスの部屋へと乗り込みました。
一方、ヒリスは部屋で意地悪なメイドに己の立場をわからせているところでした。
第4話
意地悪なメイドにとってヒリスは、どんな意地悪な態度を取っても言い返してこない都合のいいサンドバックでした。
ですが、今日からのイリスはまるで別人のようです。
勘のいいメイドは、これ以上ヒリスに逆らうのはまずいと直感し、これまでの態度を改めます。
そこに、怒り狂った父が乗り込んできました。
父は、ヒリスの無礼な態度を叱りますがヒリスは改めるつもりはありません。
父は、力ずくでもいうことを聞かせるため力を使おうとしますが、ヒリスは全く恐れることもなく父に近づきました。
接近不可レディー1話~4話の感想&次回5話の考察予想
第1話から、兄リカルドの屑っぷりがすさまじかったですね。
人間なので好き嫌いはありますが、よくここまで兄弟の待遇に差をつけられるものです。
その姿はとても異様なものでした。
父も2人の待遇の違いを、隠すこともなく当然のものとしていました。
もしかしたら、血がつながっていないなど何か特別な事情があるのかもしれません。
しかし、その家族たちの身勝手でヒリスは、命を7度も奪われています。
家族の一員として受け入れてほしいというヒリスの願いは、踏みにじられ続けてきました。
そのせいで、心の壊れたヒリスの反撃が始まります。
反抗するヒリスを黙らせようと父は力を使おうとしていました。
ですが、ヒリスは全く恐れることもなく父には向かい続けます。
このままヒリスと父の能力を使った戦いが始まってしまうのでしょうか。
1話~4話まとめ
今回は漫画『接近不可レディー』1話~4話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
1話~4話の内容をサクっとまとめると
- ヒリスは、これまで7度の人生をやり直してきた。
- 我慢の限界を超えたヒリスは、これまでの理不尽に徹底的に抗っていく。
- ヒリスの態度に怒った父がヒリスを怒鳴りつけるが、ヒリスは父に真っ向から立ち向かう。