ベイビードラゴン ネタバレ34話｜漫画｜重苦しい王族たちの食事会に同席したエイリン

ベイビードラゴン34話の注目ポイント＆展開予想

20年前のテオドールとキウィ

20年前のパン国では、路地裏で一人の少女が魔女と罵られ、石を投げられていました。

ひどい言葉と暴力に、キウィはフードを深く被り、うずくまって耐えています。

本当に魔女なのかと尋ねる少年の声に、キウィは警戒しながらローブを身体に巻き付けました。

そうは見えないと微笑みながら告げたのは、まだ幼いテオドールです。

ベイビードラゴン34話のネタバレ

重い空気の食事会

当時のことを思い返しながら、テオドールは手帳に目を落としていました。

隣から小さなすすり泣きが聞こえて、テオドールは顔を上げます。

痛みを訴え、助けを呼ぶ力ない声でした。

食卓は静まり返っていました。

国王と王妃、さらにはロバートとエリックもいる場にエイリンも同席していて、エイリンは息が詰まりそうになります。

家族とは思えないほど重苦しい空気でした。

まるで他人のような雰囲気に、今まで一度も一緒に食事をしたことがなかったことを思い出し、本当に仲の悪い家族だとエイリンは改めて思います。

家族全員で食事なんてどういう風の吹き回しかと王妃がロキを睨みました。

何がおかしいのかと聞き返すロキに、今まで一度もなかったことだと王妃は鼻で笑います。

前はお肉が消えたとおかしなことを言ってディナーをキャンセルしたのにと文句を言う王妃の言葉で、エイリンはキウィのことを思い出しました。

自分の部屋で大人しく隠れているだろうかと思ったのです。

ローブもまだ完成はしていないはずでした。

どっちが子どもを育てているのか分からなくなり、エイリンはヤケになって食事をします。

ロキはロバートに声をかけ、もうすぐ誕生日だが欲しいものはあるかと尋ねました。

ロバートはギクッとした様子で困惑します。

王妃の苛立ち

王妃は呆れたように口を出して、最初から分かっていたが、露骨に第一王子の味方につくということを自分に見せつけているのだろうとロキを睨みました。

ロキも彼女に呆れたようです。

エリックに、今まで自分にかまってもらえなかったと言っただろうと問いかけました。

エリックは無表情のまま頷きます。

だから今からでも気にかけようと思っただけで、何が不満なのかと王妃に告げたのです。

王妃は苛立った様子でしたが口をつぐみました。

自分は特に欲しい物はないとロバートが困った表情で答えると、それなら自分が決めてやろうとロキは伝えます。

今秋の狩り大会に参加するよう告げたのでした。

食事を終えて廊下を歩いていたエイリンの前に、なんとキウィが現れます。

部屋で大人しくしていろと言ったのにと慌てるエイリン。

キウィはエイリンを手招きし、王妃がギルバート公爵と手を組んで何か企んでいると囁きました。

王族たちが食事をしている隙に、キウィは王妃の部屋に行ってみたのです。

そこでキウィが目にしたものとは…！？

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ベイビードラゴン34話の感想＆次回35話の考察予想

家族揃っての食事がこんなに重い沈黙だなんて嫌すぎますね。

各々思うところがあるはずなので仕方ないとは思いますが…。

誰がどう頑張っても和気あいあいとした空気になるはずもないメンバーです。

こんな空気の中で食事なんて喉を通らない気がしますが、エイリンはしっかり食べていてさすがでした。

キウィの行動力にもびっくりしました。

万が一見つかってしまったら大騒ぎになってしまうでしょうに…。

しっかり諜報活動をしてくれていますね。

34話まとめ

今回は漫画『ベイビードラゴン』34話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

34話の内容をサクっとまとめると

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