原作SWAN先生、漫画ユンへ先生の作品・漫画「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」45話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ライターを最大限に活かすイアンの手腕とは…!?
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アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜44話の注目ポイント&展開予想
魔導力では勝ち目のないローヘンハイム
武力では勝っても、魔導力ではレイセンよりもローヘンハイムが圧倒的に下です。
魔導力が優れていれば軍事力に活かすこともできます。
その点で劣っているローヘンハイムは、レイセン側に足元を見られていました。
その状況を打開するためにイアンが使った方法とは…?
アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜45話のネタバレ
アイリスの笑顔に和む面々
少し前のことです。
ダニー、リュウ、テリアは、イアンとアナキンの指示のもと、懸命に慣れない作業をしていました。
当然、みんな庭園作りなどやったこともありません。
しかもアヤメは折れやすく、素人には難しい作業でした。
それを何時間も続け、身体の節々が痛みだし、どうしてこんなことをやるハメになったんだとダニーは嘆いていました。
しかし今、目の前でアイリスが嬉しそうに笑っています。
みんなの会話を聞いて楽しそうな笑顔を浮かべているのでした。
散々な苦労をしましたが、ダニーはその笑顔に全て報われた思いでした。
翌日の皇宮の会議室では、レイセンの使者とイアンたちが向かい合って座っていました。
シーンと静まり返っています。
イアンの隣にはリュウが座っています。
レイセンの使者を睨み、一筋縄ではいかないと考えていました。
頑なな態度で条件を提示した後は譲歩も妥協もしてこないのです。
イアンも同じことを考えていました。
軍事力や貿易ではこちらに分がありますが、魔導力となれば話が違います。
覇権を守るには魔導力が不可欠です。
だから皇帝は魔導師を取り込む者には力を貸す考えを暗に示したのでした。
つまり権力の座は、今ここに座る者たちが握っているのです。
態度が大きくなるのも無理はありません。
書記が羽ペンを走らせているのを、レイセンの使者は嘲るような目で見つめました。
まだインクをつけて文字を書いているのかとバカにしたように尋ねます。
アイリスからもらったライターが威力を発揮する!
押すだけでインクが出てくるペンがあるのにと、使者の男性は手元のペンをカチカチと鳴らしてみせます。
ボールペンのようです。
隣の男性は、レイセンには世界屈指の魔導師がいるのだから自慢に聞こえてしまうと聞こえよがしに注意しました。
ローテン伯爵と彼の名を呼びかけます。
コーイチ・マッカートニーにあやかっているだけだろうとリュウの隣に座っていた男性は思いますが何も言えません。
その様子を見て、ローテン伯爵はクスクスと笑いました。
傲慢な帝国の人間も底が知れていると思ったのです。
思いの外単純だとバカにしていました。
うまく進まないことにしびれを切らし、帝国側の一人が葉巻を取り出します。
使用人に火を用意するよう頼もうとした時、すかさずイアンがサッとライターをかざしました。
火を付けて笑顔で差し出します。
突然のことに、葉巻を手にした男性は動揺しました。
イアンからは少し遠かったので、間に座っていたリュウが自分のライターで火を付けて差し出します。
リュウまで火を使っていることに男性は呆然としました。
それはもちろんレイセンの使者も例外ではありません。
完全にナメていた相手が、まさか火を自在に操れるとは思いもしなかったのです。
愕然とする様子を見て、イアンは笑みを浮かべました。
心の中でアイリスにお礼を伝えます。
その少し後、アイリスはリタを伴って皇宮の廊下を歩いていました。
どこかから戻ってきたソフィがアイリスに報告します。
イアンとリュウがライターを使い、一騒ぎあったらしいということでした。
ローヘンハイムの魔導力を見くびっていた使者たちは相当動揺したそうです。
それを聞いたアイリスは笑顔を浮かべました。
上手くいってよかったと思ったのです。
アイリスが皇宮内で向かっているのは…?
続きはピッコマで!
アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜45話の感想&次回46話の考察予想
肉体労働など無縁な貴族にとって、わずか数日であんなにも広大な庭園を作り上げるなんて生半可な努力ではできないと思います。
手を傷だらけにしてまでもアイリスのために頑張ってくれたことを思うと胸が温かくなりました。
アイリスのお礼もここに来て本来の使い方よりも大きな効力を発揮しましたね!
お互いに持ちつ持たれつの関係が続くと良いなと思います。
45話まとめ
今回は漫画『アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜』45話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
45話の内容をサクっとまとめると
- アイリスの笑顔に、苦労して庭園を作り上げた甲斐があったとみんなが思っていました。
- 翌日、皇宮でのレイセンの使者との会議でイアンはライターを使ってみせます。
- ローヘンハイムの魔導力を見くびっていたレイセン側はひどく動揺し、それを知ったアイリスは微笑むのでした。