憑依者の特典 ネタバレ5話【漫画】レベルアップしたアイレットは紅茶を皆に振舞います

憑依者の特典5話の注目ポイント＆展開予想

レベルアップ

アイレットはレベルアップのために行動します。
そんなアイレットにプリンツは優しく、そしてネリーは馬鹿にしたように接するのですが……。

憑依者の特典5話のネタバレ

アイレットの憑依先

アイレットは休憩時間に少しずつこの世界について書かれた原作を読み進めていました。
「世界を救うまでループ」こと「せかルー」です。
そこにちょうどロデルライン家のことが出てきました。

アイレットとプリンツの父、レオナルド・ロデルライン。
彼は錬金術師の塔と言われる「ゴールデンアイボリー」出身の前途有望なエリート錬金術師でした。
しかし上に目をつけられてさすらいの身となり、ギレッド伯爵が子連れを理由に安く雇ったのです。

世情に疎い錬金術師は奴隷契約のもと伯爵家に身を捧げ、共にやってきたプリンツとアイレットも伯爵家の使用人となったのでした。
つまりアイレットは雑用を担うメイド。
プリンツは伯爵家のろくでもない長男の代わりに罰を受ける側近となったのです。

そう、アイレットが見つけたプリンツのムチの痕は、長男が授業で問題を間違えた際に代わりに受けたものだったのでした。
わずか12歳の子供の手に……と怒りを滲ませるアイレットですが、プリンツは父にも言わないでほしいと頼むのです。
なぜなら罰を受けてでも長男の授業を横で聞いていたいから。

実はプリンツ、以前、アイレットにプリンをあげる代わりに黙っていてほしいとお願いしていたのです。
すでにプリンを食べてしまっている以上、今のアイレットには何も言うことはできません。
父には言えませんが、アイレットは研究室で薬を塗ってあげるとプリンツに話したのです。

お兄様、と口に出したアイレットにプリンツは涙を流しました。
アイレットがプリンツをお兄様と呼んだのは6年ぶりだそうです。
アイレットはプリンツを、ボーッとして空気も読めないし一緒にいるのも話しかけるのも嫌だと話していたと。

この憑依体、なかなかの性格をしていたようです。
厨房仕事で疲れちゃったのかな、とプリンツ。
アイレットは誤魔化すように肯定し、今までのことは忘れてほしいと笑いかけました。

憑依体の心優しい兄は私が引き受ける！と思いながら。
するとプリンツは本当に嬉しそうな顔で照れたように笑ったのです。
アイレットの前世の記憶の中にいる兄も12歳のままなので、アイレットも気が楽だと感じていました。

紅茶

そこへやってきたネリー。
皿洗い担当になったのか、手がボロボロになる、とうるさいくらいに嫌がらせを言ってくるネリーにアイレットはうんざりしていました。
そんなネリーの言葉を聞き流しながら作業を進めるアイレットですが、急にピロリッと音がします。

経験値がMAXに到達、レベルアップ。
甘美な果物料理、定番のおやつ作り、風味豊かな紅茶を淹れる能力が加わりました。
ふむ、とアイレットは考えます。

ネリーがここへ来たのは伯爵夫人に出す紅茶と軽食を準備するため。
一緒に来たのは伯爵夫人の茶菓担当のイセラです。
イセラはアイレットにくってかかるネリーに、軽率な行動は慎みなさいと嗜めました。

アイレットは料理長に、おやつの時間の紅茶を淹れさせてほしいと頼みます。
あえてイセラの目の前で。
そんなアイレットをネリーは小馬鹿にしたように見ていました。

アイレットは手際よく紅茶を淹れます。
その様子をじっと見るイセラ。
見事に出来上がった紅茶をアイレットは皆に振る舞いました。

するとキッチンにいたメイド達が驚いたように賞賛の言葉を口にしたのです。
その様子を見たイセラは、自分も紅茶の味見をしたいと話し出しました。
そしてアイレットから紅茶を受け取り、一口。

その途端、目を見開いたイセラはアイレットを怒鳴りつけたのです。
なんて愚かなことをしたのか、と……。

憑依者の特典5話の感想＆次回6話の考察予想

プリンツ、授業を聞いていたいなんて勉強家ですね。
ちょっと頼りないけど、なんとなく父の雰囲気のような気もします。
どんな大人になるんでしょう？

アイレットは順調にレベルアップしています。
こちらもまた努力家ですね。
しかしイセラの最後の台詞は……！？

次回が楽しみです！

5話まとめ

今回は漫画『憑依者の特典』5話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

5話の内容をサクっとまとめると

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