
原作Samil先生、jinho先生の作品・漫画「ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜」31話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
眞輝は健が執筆している小説と同じ題名の本を見つけてきました。
小野寺薫の名前で出版されていた小説『疾風怒涛』の中身は……?
ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜31話の注目ポイント&展開予想
眞輝のおかげで、春岡健が執筆している小説『疾風怒涛』が小野寺薫の作品として出版されていることがわかりました。
眞輝が持ってきた小説の内容
健の手に渡った、薫の作品として出版された『疾風怒涛』の内容がわかってきます。
薫の小説は、健が書いていた文章であることは間違いなさそうです。
小野寺編集長
薫が今のような暗く歪んだ人間になったのは、兄にも責任がありそうです。
この状況でもなお弟の薫を守ろうとする編集長の言葉に耳を疑います。
編集長の話を聞いて健は…。
ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜31話のネタバレ
眞輝から渡された本には『疾風怒涛』という題名がついていました。
健が眞輝を題材に執筆していた作品と同じです。
そして作者は小野寺薫。
健の文章
ザっと中身を確認した健は険しい表情をしています。
眞輝はたまたま立ち寄った本屋の店頭でこの本を見つけました。
小説の登場人物と結末は違っていますが、その他の文章は健が執筆していた内容です。
しかし、どうやってこの内容を薫が手に入れたのでしょうか。
そのとき健の携帯に電話が入りました。
相手は編集長の小野寺潤です。
スマホに表示された文字を見てハッとする健。
小野寺編集長の要件は、健と会って話がしたいというものでした。
先ほどの嫌な予感は的中したようです。
盗作の事実
健が待ち合わせの店に入ると、待っていた小野寺編集長はいきなり床に膝をつき謝罪をしました。
小野寺潤の口から出た言葉は、賠償に関すること。
健は冷静に小野寺編集長を席に着かせました。
何の説明もなくいきなり賠償の話を持ち出したことを、小野寺編集長は謝りました。
健が知りたいのは賠償の事ではなく、どうしてこのような事態が起きたのかということです。
ここではじめて小野寺編集長が薫の兄であることを告白しました。
小野寺編集長の話では、薫は学生時代から健をライバル視していたようです。
日頃、友達の話をしたことの無かった薫の口から、健の名前だけは聞いたことがありました。
自分の管理が甘かったせいで起きたこととして、小野寺編集長はとんでもない頼みをしてきたのです。
小野寺編集長の頼み
今回のことを見逃してほしいと頼む小野寺編集長。
彼は薫を守る必要がある理由を次々と並べます。
このままでは、薫が次に何をしでかすか分からないとも…。
健の表情が怒りに変わりました。
もしも健が編集長の頼みを聞かなければ、雄星グループの力でねじ伏せるつもりではないか。
これ以上話を聞く必要はありません。
健は席を立ちました。
健はある決断をして涼葉に電話をかけます。
その内容は…?
ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜31話の感想&次回32話の考察予想
小野寺編集長は、一番やってはいけない対応をしようとしていますね。
あの温厚な健がこんなに怒っているシーンは初めてではないでしょうか。
この期に及んで薫を守ろうとするのは間違っています。
きっと薫が小さいころから、間違いを犯したときに正すことをしてこなかったツケが回ってきたのでしょう。
小野寺編集長は、立場的に自分が優位にあることを無意識に自覚しているのではないでしょうか。
健が感じたように、あからさまに事実をもみ消すつもりではいなかったと思います。
でも、断られたらどうしようという心配はしていなかったのでは…。
健はこういう、大きな権力を利用するような考え方が気に入らなくて怒ったのだと思います。
薫に対しても当然怒っていると思います。
でも、今回の怒りは兄である小野寺潤のやり方、考え方に怒っているように見えました。
話が終わってひとり歩いている健がとても痛々しかったですね。
しかし健が涼葉に電話したのは、慰めて欲しいからではありませんでした。
健がこれからしようとしていることは、とても勇気のいることだと思います。
続きが気になりますね!
31話まとめ
今回は漫画『ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜』31話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
31話の内容をサクっとまとめると
- 眞輝が見つけた薫の本は、健が書いていた文書とほとんど同じものでした。
- 小野寺編集長が薫の兄であることがわかります。
- 小野寺編集長は薫の失態を見逃してほしいと頼みました。