セイレン〜悪党と契約家族になった〜 ネタバレ29話【漫画】伯爵らにとどめを刺すロイド

セイレン〜悪党と契約家族になった〜29話の注目ポイント＆展開予想

アリアの声なき声

ロイドに口パクで何かを知らせるアリア。

それはシュトラット男爵の不正の告発でした。

その唇の動きからアリアの意図を正確に理解したロイドは、怒りと呆れが入り混じった目で男爵を睨みます。

とうとう彼らが断罪される時でした。

セイレン〜悪党と契約家族になった〜29話のネタバレ

法律の捏造

ヴィンセントから侮辱された伯爵は、怒りに顔を歪めました。

伯爵はヴィンセントが餌場にいた理由を知っていたのです。

どうにか怒りを抑えて引きつった笑顔で言い訳をして取り繕いましたが、ロイドから言い訳が長いとバッサリ斬り捨てられました。

これで潔白を証明しろと告げて、ロイドは神の審判を渡します。

不意にアリアがロイドの服の裾を掴み、ロイドは振り向いてどうしたのかと尋ねました。

アリアは口パクで、書記官が法律の捏造をしていたことを伝えます。

ロイドは目をみはった後、深い溜め息をつきました。

新しい法典を作る際に文章を変えて偽の資料を付け加える等、有り得ない法律を捏造したと伯爵らを断罪します。

神の審判を握らされた伯爵はもちろん、その隣にいたシュトラット男爵も真っ青になりました。

子どもの彼らがそれを知っているなど有り得ないと思ったのです。

ヴィンセントに気付かれるまではロイドは絶対に知らなかったはずで、この兄弟が情報共有するほど仲が良いとも思えません。

しかしそこで男爵はハッとしました。

この前廊下でアリアとすれ違った時、書類を床にぶちまけたことを思い出したのです。

でもあのわずかな時間だけで床に散らばった書類から不正を見抜くなど有り得ないことでした。

それもわずか10歳の子どもにできる芸当とはとても思えません。

伯爵らの犯した罪

男爵が動揺している間にも、ロイドはサラサラと彼らの罪状を挙げていきます。

横領や脱税、婦女子の強姦までキリがありませんでした。

大胆にもバレンタインを侮辱したのかとロイドは冷たい眼差しで彼らを睨みます。

その様子をじっと眺めていた大公は、事実かと伯爵に尋ねました。

神の審判を握る伯爵は答えられません。

さらに大公に返事を催促され、伯爵は青ざめます。

なぜ自分だけこんな目に遭うのかと内心苛立った伯爵は歯を食いしばり、隣の男に視線を投げました。

最も重い罪を犯したのは君だろうと告げて、男爵に神の審判を押し付けます。

男爵は驚愕し、自分は伯爵の指示に従っただけで、その代わりに執行官の座を約束したではないかと叫びました。

神の審判が下されないので、その言葉は真実のようです。

どんどん自分の首を絞めていくスタイルの伯爵を、アリアは呆れて眺めていました。

大公は彼らに下す罰を宣告し…！？

続きはピッコマで！

セイレン〜悪党と契約家族になった〜29話の感想＆次回30話の考察予想

法典を作る際に新しい法律を捏造するとは…寝言は寝て言えという感じですね。

どう考えても後々大問題になるでしょう。

いい年こいて先のことも考えられないとは、バカなのでしょうか？

子どもだからとヴィンセントやアリアをナメているわりに、自分はそんなに立派な大人なのかと胸に手を当てて聞いてもらいたいです。

ヴィンセントの頭脳もずば抜けているでしょうが、アリアのセイレンならではの気付きも素晴らしいと思います。

先入観に囚われる汚れた大人には想像も及ばないかもしれませんね。

しっかりと形勢逆転をし、伯爵たちが追い詰められる様子にはスカッとしました。

ロイドがアリアの言葉を信じてくれてよかったです！

29話まとめ

今回は漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』29話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

29話の内容をサクっとまとめると

≫≫次回「セイレン〜悪党と契約家族になった〜」30話はこちら