
原作Hanirim先生、漫画Matcha-vienna先生の作品・漫画「家族ごっこはもうやめます」はピッコマで絶賛配信中です。
「家族ごっこはもうやめます」37話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ナビアを警戒していたシューレマンですが、どこか影のある雰囲気がラルク・エセルレッドの幼少期と重なって放って置けなくなった様子。
ナビアは、マーガレットに引き続き、かつての「英雄」からの施しに戸惑うばかりで…。
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家族ごっこはもうやめます37話の注目ポイント&展開予想
ナビアがエセルレッド家に来て、はや数日。
アグニス家では経験できなかったこと尽くしで、ナビアの表情が次第に生き生きとしていくようで、ナビアの人生に希望が湧いてきました。
エセルレッド家の家臣たちには受け入れられたナビアは、今後はエセルレッド公爵との距離を徐々に縮められると良いのですが…。
家族ごっこはもうやめます37話のネタバレ
羨ましい立場
警戒されていると思っていたシューレマンに優しく抱えあげられて、目をぱちくりさせるナビア。
今まで他者が自分に好意的になるのには、明確な裏があってのことで、何の見返りも求めずに親切にされることに戸惑うばかりでした。
シューレマンは、ぎこちなく身をゆだねるナビアに対し、穏やかに微笑みます。
ナビアの頭の中にある仮説が思い浮かびました。
今まで自分が経験してこなかっただけで、純粋な親切心というものがごくごく普通にありふれているものだとしたら…。
幾度も人生をやり直している中で、どうして自分にはそれが与えられる機会がなかったのかと考えしまいます。
一つだけ、何の目的もなく親切にされたこととして思い浮かぶのは、エセルレッド公爵家の養子となる予定のクリードからの施しでした。
彼もまた、マーガレットやシューレマンに大切にされて育ったのなら、あの時に自然と善意もを向けてくれたのも頷けます。
そして、現在、自分がその立場を奪っていることを申し訳なく感じるのと同時に、この温かな雰囲気がゆくゆくは彼だけのものになることが妬ましく思うのでした。
ナビアの優秀さに感心
主治医のミネルバと、マーガレットもちょうどナビアが滞在している部屋にやって来て、みんなで朝食をとることに。
善意しかない人たちに囲まれる食事は、より一層美味しく感じます。
ナビアは、まるで家族のようなこれまでに感じたことのない居心地のよさの中に浸るのでした。
朝食を終えた後、ナビアはエセルレッド公爵と会いたいと申し出ます。
しかし、許可なくエセルレッド公爵の部屋を訪れると魔法が発動する仕掛けになっているようで、手紙を書いて打診してみた方が良いとアドバイスを受けます。
エセルレッド公爵にはここ10年、積極的に接近しようとした者はおらず、ミネルバもシューレマンも「手紙」と聞いただけでそわそわとし始めました。
主人の孤独を心配しているのか、2人ともどこか嬉しそうです。
筆記用具を渡され、スラスラと綺麗な文字を紡ぐナビアに、マーガレットは感心。
ナビア本人は、回帰の繰り返しで文字を書きなれているだけだと、心の中で自分の能力を卑下していましたが…。
シューレマンは、幼い子供がここまで書けるようになるには相当の努力をしたはずだと、涙ぐましく思っていました。
これほどまでに教育が行き届いた子供は同年代にはいないと感じるシューレマン。
皇太子の婚約者としてふさわしいと言わざるを得ない貴重の人材を、アグニス家が手放したことを不安視して…。
家族ごっこはもうやめます37話の感想&次回38話の考察予想
シューレマンもマーガレットも、ナビアのことを温かく迎え入れてくれて良かったです。
ナビアはまだ2人を信じ切れずにいるものの、それは今の待遇が嬉し過ぎるあまりに素っ気なくなってしまっているだけだと思います。
居心地が良すぎて離れがたくなる気持ちにどうにか蓋をしている状態だと感じました。
エセルレッド公爵家に留まる間、役に立つことで自分の価値を高めようと考えるナビア。
具体的には、没落しつつある公爵家の立て直しといったところでしょうか?
ナビアの回帰による知識は、金策などにも大いに役立ちそうですね。
37話まとめ
今回は漫画『家族ごっこはもうやめます』37話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
37話の内容をサクっとまとめると
- シューレマンからも見返りなしの優しさを受けて、困惑するナビア。
- 嬉しいと思う反面、じきにクリードが現れればすべてが彼のものになると思うと羨ましく感じる。
- エセルレッド公爵へお願いしたいことがあるナビアは手紙を書いて、シューレマンを通して伝えてもらうことに。