原作Hanirim先生、漫画Matcha-vienna先生の作品・漫画「家族ごっこはもうやめます」はピッコマで絶賛配信中です。
「家族ごっこはもうやめます」36話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ナビアは生まれて初めて食べるチョコの味に感動。
試食のはずが、あっという間に完食してしまいました。
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家族ごっこはもうやめます36話の注目ポイント&展開予想
エセルレッド公爵家には、20年前の戦いで「英雄」となった元・魔法騎士のシューレマンとマーガレットが今も仕えています。
マーガレットはとても温厚で思慮深く、さらには料理上手。
ナビアの言動からすぐにアグニス公爵家での扱いを察して気遣うのでした。
ナビアに早く新しい暮らしに慣れて欲しいと思っているマーガレットに対し、シューレマンは懐疑的。
何事にも無関心なラルク・エセルレッド公爵を守ろうと、ナビアの狙いを探ろうとしているようです。
今回は、そんなシューレマンの目線で物語が進みます。
家族ごっこはもうやめます36話のネタバレ
ナビアの言動のギャップ
わずか8歳にして、エセルレッド公爵に自分の価値を説得してかかったナビアを、シューレマンは脅威に感じていました。
エセルレッド公爵家の襲撃に関して、事態を収束させたいニカンがナビアの身柄を引き渡しと多額の賠償金を支払いに応じたことも、ナビアが推測したというよりは確信しているように見えたのです。
シューレマンは、ナビアの賢さを認めた上で、その裏にどんな思惑があるのかを慎重に見極めたいと思うのでした。
そんな矢先、公爵邸の中で道に迷っている様子のナビアの後ろ姿がシューレマンの目に飛び込んできました。
声を掛けると、振り返ったナビアはオドオドとしており、口元は汚れています。
シューレマンは、その無防備な姿に驚きますが、子供らしさの演出かもしれないと気を引き締めて冷静に対処しようと考えます。
手を洗いたいというナビアの申し出に、洗面所へ案内するシューレマン。
バツの悪そうな顔で足を引きずりながらも、泣き言を口にしないナビアに、シューレマンは心を痛めます。
義理の兄からの散々な仕打ちに文句の一つも言えないようなナビアの立場を思うと、アグニス公爵家の対応が今更ながらに腹正しく感じるのでした。
そんな思いからシューレマンが舌打ちをすると、ナビアの態度が一変。
歩くスピードが速くなって、無理しなくても良いとの言葉も適当に受け流されてしまいました。
ナビアを鬱陶しく感じての舌打ちだと勘違いされたのだと理解しますが、ナビアのよそよそしい態度に弁解するのも気が引けて…。
頼ることを知らない顔に
洗面所に着くなり、無言で手を洗い始めたナビア。
シューレマンは、貴族の子供として育てられたはずのナビアが、何でも一人でこなすことに慣れていると感じました。
しかし、自分では見えないのか、依然としてナビアの口元には汚れが目立ちます。
お礼を言って部屋に戻ろうとするナビアを引きとめ、口元の汚れをキレイに拭いてあげると、ナビアは恥じらいからか初めて年相応の表情を見せます。
無理に世話をしてくれなくても良いと言うナビアが、心配になってしまうシューレマン。
滞在の間、なるべく迷惑をかけないようにするとのナビアの発言に、警戒心とは別の感情がわいてきます。
シューレマンは、甘えることを知らないナビアに、過去のエセルレッド公爵と通ずるものがあると感じたのです。
まだ足の体調が万全でないナビアを優しく抱え上げ、文字通り支えて行こうと決めました。
家族ごっこはもうやめます36話の感想&次回37話の考察予想
シューレマンは、感情を表に出さない大人びているナビアの言動に、エセルレッド公爵の幼少期を重ねたようですね。
そして、エセルレッド公爵を心配するのと同様に、ナビアへ気遣いを見せるようになりました。
マーガレットと同じく、ナビアが子どもらしくないのが気になって、他人を頼ることを覚えて欲しいと思っているようです。
アグニス公爵家で意地悪な人々に囲まれて育ったナビアとしては、こうした扱いをされるのはとても新鮮だと思います。
甘えたくても甘えられなかった環境で8度も命を落としたナビアには、エセルレッド公爵家で自分の居場所を見つけていって欲しいと感じました。
ただ現時点では、エセルレッド公爵の跡取の座をクリードから奪うつもりのないナビア。
クリードが養子になるのはいつなのかということや、ナビアが1年の滞在期限を延長してもらえるのかが問題となってきそうです。
アグニス公爵家や皇室からナビアが目を付けられているといった状況もどうにかしなければいけないでしょう。
36話まとめ
今回は漫画『家族ごっこはもうやめます』36話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
36話の内容をサクっとまとめると
- シューレマンは、ナビアがエセルレッド公爵家に害をなす者でないか疑っていた。
- アグニス公爵家での不当な扱いが原因で、ナビアが賢くならざるを得なかったのだと痛感する。
- シューレマンは、一人きりで何でも抱え込もうとしている様子のナビアを甘やかしたいと思うようになった。