
原作Hanirim先生、漫画Matcha-vienna先生の作品・漫画「家族ごっこはもうやめます」はピッコマで絶賛配信中です。
「家族ごっこはもうやめます」33話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ナビアは1年という期限付きでエセルレッド家に身を寄せることになりました。
ラルク・エセルレッドの家臣と思しきシューレマンは、ナビアを受け入れることに反対している様子。
そんな中、皇后も動きだして…。
▼ピッコマと同じく、こちらの漫画アプリもおすすめ♪
- 集英社が運営するマンガアプリで安心。
- マーガレット・りぼんなど、集英社の少女漫画の最新作や過去作品も多数配信。
- 面倒な登録不要。
- ダウンロードはこちら
家族ごっこはもうやめます33話の注目ポイント&展開予想
冷酷無慈悲な皇后様が登場。
ニカンとはお互いの言動に目を光らせていて、犬猿の仲ともいえるでしょう。
今回は、表向きは優雅な2人の胸の内がうかがえます。
家族ごっこはもうやめます33話のネタバレ
皇宮での謁見
皇宮に姿を現した皇后。
ニカンがやって来たと聞いて、何かあるはずだと怪しんでいたのでした。
皇帝はニカンから報告のあった件を皇后にも話して聞かせます。
一つは、スペンサーが不治の病とされていた魔力逆流病の治療方法の開発に成功したということです。
褒美として爵位を与えるという皇帝は、スペンサーの新たな姓を「ウェイン」とすると決定。
深々と跪くスペンサーに、全てはスペンサー自身の功績だと褒め称える皇帝陛下。
しかし皇后は、優秀な臣下を持つ皇帝を器量の大きい人物として崇めるのでした。
皇后が後宮内で最も寵愛を受けている理由が、こういった皇后の言動にあると察するニカン。
さらには、後宮では皇帝に興味を持たれた女性はすべからく所在不明になるというから、皇后の裏の顔は計り知れません。
皇帝はニカンからあった報告の二つ目も皇后に伝えます。
それは、アグニス家の養女であるナビアを、エセルレッド家の養子とすることで…。
それぞれの思惑
ニカンは、跡取りのいないエセルレッド公爵の身に万が一何かあった時のことを想定した方が良いと進言していたのでした。
皇帝には数年前に4大公爵の一つであるアイルツ公爵家を殲滅してしまった手前、現存する公爵家の家門は守っていきたいとの意向があります。
しかも、エセルレッド家は魔法の分野に秀でた家門で、国としても維持していきたい存在です。
ニカンは実娘のビビアンが回復した今、皇子とビビアンの婚約によって皇室とアグニス家の結びつきは強固なものになると確信していると話し、国の情勢の安定のためにもナビアをエセルレッド家で育てるのが良いと口添えしました。
皇后は、ニカンがあれほど親身になって育てあげてきた養女をこんなに容易く手放すのには裏があるとすぐに勘付くのでした。
しかし、皇帝はニカンの意見に耳を傾けているため、皇后はニカンの目論見に対する言及を避け、食事へと誘います。
公爵家奇襲事件について
ニカンとスペンサーが馬車でアグニス家へと帰る道中。
ニカンは自分の打診に対する皇帝の反応が良かったため、ニヤけが止まらない様子です。
スペンサーは、すべてはナビアの手の平であるということに気付けていないニカンに内心呆れていました。
馬車が屋敷に到着するやいなや、使用人が慌てた様子でニカンに報告があると告げます。
エセルレッド公爵家から馬車が来て、その中にはウッドがいるというものです。
続けて、シューレマンがニカンに挨拶。
シューレマンは今はエセルレッド公爵の補佐官に成り下がってはいるものの、20年前の大きな戦争で大貢献した国を代表する魔法使いの一人でした。
シューレマンまでいるとは何事かと事態を把握できずにいるニカン。
シューレマンは、ウッドが業者に頼んでエセルレッド公爵家を攻撃させ、業者にはその場にナビアを捨て置くよう指示していたようだと伝えます。
ニカンはウッドをかばおうとしますが、業者が持っていた契約書にはウッドの筆跡でサインがなされていて、言い逃れが出来ない状況でした。
奇襲は貴族にあるまじき行為であり、このままではアグニス公爵家は家門として不名誉を被ってしまいます。
追い詰められたニカンは、今までウッドがナビアに幾度となく騙され続けて来たと嘘をつき、今回のこともナビアのせいに違いないと罪をなすりつけようとしたのです。
家族ごっこはもうやめます33話の感想&次回34話の考察予想
漫画内で初めて皇帝陛下の姿がお披露目されましたね。
皇后と同じく、かなり若々しく整った容姿をしています。
皇帝の思うところを見るに、彼が今はなきアイルツ公爵家をつぶしたとも受け取れて、権力争いのし烈さが見て取れました。
ナビアをエセルレッド家の後継者にと推すニカンの思惑に皇后は気付いたようです。
魔法の分野で強大な力を有するエセルレッド家は、ナビアも言っていたように誰もが手に入れようとしている存在なのですね。
エセルレッド公爵家の奇襲の件で、責任を問われるウッド。
業者の方はエセルレッド家の方ですでに始末されてしまったようで、それほどまでに奇襲が重罪であると分かります。
まだ眠っているウッドは何の言い訳もできないと思われるので、ウッドをそそのかしたシャーロットはこの隙に逃げて欲しいです。
ニカンがナビアに罪をなすりつけたことで、後から所有権を誇示するのも難しくなるでしょう。
ナビアの考え通りに事が運んでいて、シューレマンはますますナビアに疑いの目を向けることとなりそうです。
33話まとめ
今回は漫画『家族ごっこはもうやめます』33話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
33話の内容をサクっとまとめると
- 皇帝に謁見をするニカンとスペンサー。
- スペンサーは魔力逆流病の治療方法を見つけた功績として爵位を授けられる。
- ナビアをエセルレッド公爵家の養子にと勧めるニカンに、皇后は何かを察した様子。
- 屋敷に戻ってきたニカンに、シューレマンが奇襲をしかけてきたウッドの責任を追及。
- ニカンは、ウッドはナビアに騙されただけだと主張して…。