原作Baeck Yideum先生、漫画Yeonjoo先生の作品・漫画「暴君の愛着人形」はピッコマで絶賛配信中です。
「暴君の愛着人形」9話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります！
リゼに案内され、2人で話していたセッツ。思いがけずリゼの半生を知ることになります。
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暴君の愛着人形9話の注目ポイント＆展開予想
レイタンの名前
セッツはリゼにレイタンの名付けについて話をされました。
そのリゼにセッツは不気味な何かを感じ取るのです。
暴君の愛着人形9話のネタバレ
レイタンの名前の由来
最終的にはここにくることになったが、それも運命だったとリゼはセッツに話しました。
現状に不満はないと言うリゼですが、セッツは呆然と見つめています。
そこへ使用人が薬のようなものを持ってきました。
それは紫色の液体で、小さな瓶に入っています。
渡すのを躊躇する使用人にリゼは笑いかけ、それを受け取りました。
思わず体の具合でも悪いのかと問いかけるセッツ。
リゼはそんな質問をはぐらかすかのように、セッツは変わっていると話し始めたのです。
他の人はレイタンと目も合わせないようにするのに、セッツはレイタンが恐ろしくないのかと。
黒髪に赤い目の言い伝えのせいもありますが、違う理由もあるのです。
それは「レイタン」という名前でした。
セッツもその名が何を意味するのかは知っています。
皇帝陛下は我が子に「呪われた者」を意味するレイタンという名をつけたのです。
名前というのは生まれて初めて与えられる贈り物です。
もしかしたら名付けの時に既に間違っていたのかもしれない、そうリゼは呟きました。
てもその名を似合わないと思ったことはないようです。
あの子にはその名がふさわしい、そう言うリゼをセッツは不気味に思いました。
その時、リゼが胸の痛みを訴えました。
そこへやってきたレイタンが駆け寄って部屋まで送ると言うのですが、リゼは大丈夫だと怒ります。
侍女に支えられて席を立ち、挨拶をするリゼ。
セッツはゆっくり休むようにと気遣いました。
持病でもあるのだろうか、なんとか健康でいてほしい、そう思うのです。
その後、勉強を始めたリゼとレイタン。
リゼはなんとなくレイタンに、何が好きなのか、と尋ねました。
しかしレイタンは皇宮には何もないとそっぽを向きます。
リゼはレイタンに、何もないなら作ればいいと提案しました。
好きなものができればここの生活も楽しくなるかもしれないと。
しかしレイタンは、自分を厄介者扱いするこの場所で好きなものを作って何になるのかと無表情です。
セッツはそれに対し、安らぎになると言ったのです。
セッツが辛い時や苦しい時に本を読んで安らぐように。
レイタンにもそんな存在を見つけてほしいと願いました。
レイタンはそんなセッツに、黙ってワタでも詰めてろ、とセッツの鼻に何かを詰めたのです。
焦るセッツにレイタンは薄く笑いました。
毒だとでも思ったのかと言うレイタンですが、セッツは初めて見るレイタンの笑顔に驚きます。
鼻に詰められたのは止血剤を浸した綿でした。
3時間ごとに詰め替えると数日で完全に止血できるそうです。
心配してくれたのかと問うセッツでしたがレイタンは、包帯代だと、そんな気味の悪いことを言うなと切り捨てました。
レイタンはセッツの勉強を見て、ある程度の単語や文法をマスターしたと判断しました。
今日の宿題は何でもいいから文章を書いてくるように、とのこと。
リゼに会いに行くからひとりで帰るようにと言うレイタンをリゼは慌てて止めるのでした。
暴君の愛着人形9話の感想＆次回10話の考察予想
呪われた者、なんて名前を我が子につけてそれが似合うと言うなんて、理解し難いですね。
それだけリゼもなにか大きなものを背負って来ているのでしょうか？
そして皇帝陛下はなぜそんな名前を付けたのか……。
気になるのはリゼの薬です。
あの紫の液体、まさか毒！？と思ってしまうのは勘ぐりすぎかもしれませんが。
イェルナが手を回している可能性もあるんじゃないか、なんて……。
一方、レイタンはそれなりにきちんとセッツと向き合い始めたように思います。
心配かどうかは別として、セッツの鼻血も気にしてくれてましたしね。
次回、セッツは何を言いたいのか、楽しみです！
9話まとめ
今回は漫画『暴君の愛着人形』9話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
9話の内容をサクっとまとめると
- リゼはなにやら紫色の薬を飲んでいます
- レイタンの名前の由来は「呪われた者」でした
- セッツを思いやるようになったレイタンは笑顔を見せました
